小樽市「神仏湯温泉」
北海道でも古くから栄え歴史のある小樽には古くからの銭湯がいくつか存在しており、また一部では温泉を利用しているものもあるものの、源泉かけ流しとなるとほぼ皆無。そんな中唯一源泉かけ流しの湯を持つのが神仏湯温泉だ。といってもすべての浴槽が温泉ではなく、いくつかある浴槽のうち大人2人か3人が入れば満員となる小さな浴槽が温泉浴槽となる。
銭湯としては浴室の真ん中に主翼層がある関西方式のレイアウトでその一番奥にあるのが温泉浴槽。この戦闘の歴史は古く、明治中期に開湯し昭和5年に住ノ江湯と改称、また昭和11年に信仰心の厚さから神仏湯となった。平成元年に新築した際神仏湯温泉となり現在に至る。
温泉浴槽は小さく狭いものの小樽市内で唯一源泉かけ流しの湯を持つこの銭湯、営業時間が25時までと長いのもありがたいところ。近年100年以上の歴史を持つ銭湯が小樽でも姿を消しつつあるが、末永く残り続けることを願いたい。
住所:小樽市住ノ江1丁目5ー1
営業時間:12:00〜25:00
定休日:月曜
入浴料:450円
施設 | 温泉自体 | 景観 | 秘湯度 | アクセス | 総合評価 |
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