定山渓温泉「湯の花定山渓殿」
観光客や観光客向けの大きな温泉ホテルが立ち並ぶ定山渓温泉だが、そんな定山渓温泉の中にも日帰り専門の温泉がある。それが湯の花定山渓殿だ。
湯の花は定山渓の他小樽、札幌、江別といくつか施設を持つチェーン店だが、源泉かけ流しを行っているのは定山渓だけである。とはいえ、ろ過循環塀用のかけ流し。オーバーフローして流れ出た分を新しい湯で補いつつろ過循環も行うといういわば半かけ流しと言ったようなもの。大きな、そしてたくさんの浴槽があるのにかけ流しを維持する方が難しいと言えるのだが、少々残念な感じはする。
浴槽は主浴槽の他に水深が１ｍほどの深い浴槽や御影石で出来たお湯が流れる椅子に座って入るもの、露天は２つの浴槽の他洞窟のようになっていて中は放射状に１人１人のスペースがある寝湯など多彩な浴槽が用意されている。
内湯の大きな窓や露天からは定山渓の山々が望め、四季折々の景色を見ることができるようになっているが、特に紅葉の時期などはうってつけではないかと思われる。
定山渓車庫前バス停のすぐ裏という場所、札幌市内への無料送迎バスが用意されているという点もクルマを持たない人でもアクセスしやすい条件と言えよう。
住所：札幌市南区定山渓温泉東４丁目３３０番４
日帰り営業時間：１０：００〜２２：００（２１：３０で受付終了）
定休日：年中無休
入浴料８５０円
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