湯ノ岱温泉「上ノ国町国民温泉保養センター」

日。道南の静かな山間にある湯ノ岱地区、そこに2軒あるのが湯ノ岱温泉でありそのうちの1つが上ノ国町国民温泉保養センターである。

外観は年季が入り、周囲の里山風景にマッチした建物で温泉の泉質は鉄分を多く含む食塩泉と含土類食塩泉でどちらも微炭酸となっている。

露天はないものの3つの浴槽があり、手前が若干加温した42度、真ん中が源泉そのままの38度、一番奥が2つの源泉をブレンドした35度となっていて、35度の方は温水プールのような温度なため、あったまると言うのは難しいものの、長く入って入られる分効能もより得られる。

床がまるでさざ波のようにデコボコしているがこれは元々の床にかけ流れてゆく温泉の成分が固着したもの。歩くと足の裏が痛いもののまさに本物の温泉の証拠と言えよう。またどの浴槽も温泉の成分で赤錆色に染まっている他、タオルにも色がついてしまうほどで、まさにこれぞ温泉という温泉だ。そんな温泉に銭湯価格で入れると言うのは贅沢な話である。

近くに流れる天の川が渓流釣りのメッカとなっていることもあり、釣り客も多く訪れるのだそうだ。

 

住所:桧山郡上ノ国町湯ノ岱517−5

入浴料:350円

休館日:第三月曜と12月31〜1月2日

帰り入浴時間:11:00〜21:00

地図

レカ郎ジャッジ

施設 温泉自体 景観 秘湯度 アクセス 総合評価

 浴場の様子

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