十勝川温泉 「はにうの宿」

十勝川温泉といえば北海道を代表する温泉郷の1つで、温泉郷としては初めて北海道遺産に選ばれた地でもあるが、その十勝川温泉街から少し離れた温泉街を望む位置に建つのが「はにうの宿」だ。

元々は音更町営の温泉宿泊施設として開業したものだが、03年から民間に委託され現在のスタイルとなっているものの、町営時代のスタイルはそのまま保たれている。1976年に作られた建物なので少し年季が入っているものの、それも味があって悪くない他、しっかりとメンテナンスも行き届いているので快適に利用することが出来る。

泉質は所謂コーヒー風呂とも呼ばれる十勝川温泉らしい植物由来のモール泉で、浴槽には黒々としたお湯が惜しげもなくかけ流されている。なおこのお湯は植物が腐敗する際に出る発酵熱が由来になっており、天然由来の有効成分を豊富に含んでいる。

浴槽は1つで露天やサウナなどの設備は一切なく実にシンプルながら換水時以外は加水することなくバルブ調整のみで適温にされたお湯が注がれている。このお湯に銭湯より安い料金で入ることが出来るのは嬉しい限り。なお清掃は週2回以上完全換水で行われている。

レカ郎ジャッジ

施設温泉自体景観秘湯度アクセス総合評価

住所:河東郡置戸町十勝川温泉北14−4

入浴料:320円 

休館日:無休

帰り入浴時間:14:00〜21:00 (水、木、日曜は10時から) 

 

※画像をクリックすると大きく見ることができます。

 浴室の様子

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