塩別温泉 「塩別つるつる温泉」
道東は留辺蕊の温根湯温泉を越えた先、滝の湯温泉近くにあるちょっと変わった名前の温泉、それが塩別つるつる温泉だ。1901年岩の割れ目からお湯が出ているのを発見して以来鉱業所の保養施設を経て、鉱業グループ直営の温泉施設となったのがこの施設である。
02年に新館がオープンし、多彩な風呂を持つ施設に生まれ変わった。
館内には2箇所浴室があり、多彩な湯船と露天風呂のある新大浴場と、湯船が1つしかない小さな浴室の竜神の湯があるが、なぜか小さい竜神の湯を地元客は好む傾向にあるという。ただその理由は入ってみるとなんとなく分かるだろう。
泉質は単純硫黄泉なため、浴室内にはほのかに硫黄の臭いが漂うがお湯はきわめて透明である。
その透明のお湯は滑らかでかつ施設名が示すとおり、入ってすぐに肌がツルツルしてくる。
露天は小さな川を橋で渡って行くというユニークな造りになっていて、木々が覆いかぶさるようになっているため紅葉時期には紅葉を見ながらお湯を楽しむことができる他、周りが山になっているため、緑のある時期には緑の香りの中湯を楽しむことができる。
湯はバルブ調整で源泉をそのままかけ流し、清掃は週2回完全換水で4〜5時間かけて行われる。無料休憩室は持ち込みが可能というのも嬉しいところだ。また宿泊も6450円からと比較的安価であるのも魅力的である。
レカ郎ジャッジ
施設 | 温泉自体 | 景観 | 秘湯度 | アクセス | 総合評価 |
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住所:北見市留辺蕊町滝湯201
入浴料:500円
休館日:不定休で年2回
日帰り入浴時間:8:00〜21:00
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