蟠渓温泉 「伊藤旅館 ひかり温泉」

洞爺湖周辺には洞爺湖温泉をはじめいくつかの温泉郷が存在するが、国道を壮瞥町の山間へ入った北湯沢温泉と洞爺湖温泉の間にある少し隠れた存在なのが蟠渓温泉である。いくつかある温泉施設のうちの1つがこの伊藤旅館である。開業は1883年と古く、幾度かの休業や長年湯を守ってきた伊藤家から経営を現在の経営者が借り受ける形でに引き継がれるなどを繰り返し今日に至っている。

内湯はこじんまりとしておりぬるめの湯と熱めの湯の2つがあるだけ。そして男女を隔てる壁には手書きのガイドマップや歌が書かれており人のぬくもりを感じる。

内湯にはもう1つ家族風呂があり、こちらは1グループ1時間というお願いがあるものの特に別料金が発生するわけでもなく入浴することができる。

どちらにも絶えずお湯がバルブ調整のみでかけ流されており、常にそのお湯は無色透明無臭のサラリとしたものが浴槽からあふれ出ている。

この他、石風呂と題した元露天風呂も存在するのだが、元露天風呂はドアを開けると目の前が駐車場というほどで、実際駐車場から初めて見ると温泉の排湯を使った池かなにかと思うほどなので入ることができるかが微妙である。

湯は客の状況を見て週2回完全換水で交換、清掃されている。

18年5月で閉館

レカ郎ジャッジ

施設 温泉自体 景観 秘湯度 アクセス 総合評価

住所:有珠郡壮瞥町蟠渓19

入浴料:400円

休館日:年中無休

日帰り入浴時間:8:00〜21:00

地図

※画像をクリックすると大きく見ることができます。

 浴室の様子

 家族風呂の様子

 石風呂の様子。これは駐車場から撮ったもの。外からこのように丸見えな状態のところに入れるかは微妙である

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