羅臼 「高島屋旅館」

知床羅臼町の道の駅裏にあるのが高島屋旅館である。建物は年季の入ったものでかつ小さいく、浴室も大きくななく、露天もなく浴槽もがんばって大人5人は精一杯という小さいもの1つだけだが、湯は熊の湯で知られる羅臼温泉郷から町が引いて供給している良質なもので、軽く白色に濁り硫黄臭がするお湯には熱めで消し屑のような湯の花が大量に含まれている。

ここは上から熱い湯が注がれるため下の方がぬるく上が熱いという昔の風呂のような状態になるためかき混ぜ棒が置いてあり、入浴者は勝手に好きなようにお湯をかき混ぜて温度調整するようになっている。その良質な湯が惜しげもなく注がれ湯船からあふれ出ている。

古く見えるが古いなりに毎日しっかり掃除なりメンテナンスが行われているので古くても気持ちよく温泉を楽しむことができるのはありがたい。毎日掃除を行っていても床などに成分が固着してしまうのはお湯が本物の証拠ともいえるだろう。そんな温泉が道の駅の裏にあるというのは気軽に羅臼温泉のお湯を楽しめる場所なのだ。

ただ窓を開けるといきなり道の駅の駐車場なのでご注意を。

 

住所:目梨郡羅臼町本町13

日帰り営業時間:14:00〜20:00

日帰り料金:400円

地図

レカ郎5段階ジャッジ

施設温泉自体景観秘湯度アクセス総合評価

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 内湯の様子 小さな浴室に小さな浴槽だがお湯は抜群

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