ニセコ昆布温泉「ホテル甘露の森」

ニセコ昆布温泉のメインストリートから少し山の方へ外れたところにあるのが甘露の森である。昆布温泉というよりアンヌプリ温泉に属する。森の中に建つ建物は立派なつくりで、旅館や老舗が多いニセコ温泉郷ではトップクラスといえるかもしれない。

浴室は深い森に開かれた開放的な露天風呂が売りである。とはいえこれは女湯をメインとして使われる浴室の方であり、男湯の方は小さめで円形の湯船があるだけの露天風呂で、内湯は2つの湯船とサウナがあるだけというシンプルなものである。当然男女差があるので時間で交代制になっているが、これは日帰りが終わった後でのことなので、日帰りの場合は両方入ることができない。なお湯船は1日交代で完全換水で清掃を行っている。

透明で肌触りの柔らかいお湯は当然源泉かけ流しであるが、地下水を1割加水している。昆布温泉は褐色の湯が特徴であるが、ここは透明で泉質も異なる。こちらはおそらく近くに湧きニセコの観光スポットの1つでもある坂本公園の甘露水と類似しているか、元をたどると同じなのかもしれない。

宿でもこの甘露水を湯上りの1杯として出しており、施設名もおそらくここの甘露水から来ているのではないかと思われる。

 

住所:虻田郡ニセコ町ニセコ415−19

日帰り営業時間:11:00〜21:00

日帰り料金:800円

地図

レカ郎5段階ジャッジ

施設温泉自体景観秘湯度アクセス総合評価

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 内湯の様子 ガラスの向こうに広がるのが露天風呂である

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