フンベ海浜温泉

登別といえば登別温泉やカルルス温泉が有名なところであるが、登別駅の裏側に隠れ温泉が存在する。それがフンベ海浜温泉だ。

なんでも地元住民が疲れを癒すために作り管理しているというもので、断崖絶壁の上に立っている。海の侵食により建物に海が迫りつつあったが、近年山側に移動したそうだ。

野湯に近い温泉に手作り丸出しの小屋をかぶせた、そんな感じである。

決して大きくなく、湯船は5、6人も入れば満員という感じであるが、地元住民が配管を通して作ったパイプラインからは源泉そのものの軟らかい湯が惜しげもなくかけ流されている。

洗い場などはないので入浴だけというのが無難なところといえるだろう。

ただし以下の注意事項があるので訪れる際は承知の上でお願いしたい

・危険を理由に市が一度はつぶそうとしたほどの施設で、小屋が想定以上に立派だったため、取り壊しを断念したため今日に至っている。よって市では許可も黙認もしていないような温泉である。そのため現地での一切のことは個人の責任でお願いしたい。

・駐車スペースもあまりないため、後から来る人のための配慮が必要だ。

・地元住民が自分たちでひっそりというのを望むようなので、「入れてもらっている」の心を忘れないように入浴するのが好ましいといえる。

・24時間入浴は可能だが、当然電気などがない。そのため一部情報に「夜間はろうそくを灯して入る」との情報があるが、実際には火災防止のため、施設ではろうそくは使用禁止となっているので、懐中電灯等の準備が必要となる。

14年海岸の浸食により危険となり完全閉鎖となった

 

レカ郎ジャッジ

施設 温泉自体 景観 秘湯度 アクセス 総合評価

 

入浴料:無料

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 内部の様子

地図

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