ポロト温泉

意外にも温泉が多い白老であるが、その白老市街地に近いポロト湖にあるのがポロト温泉である。

かつては宿泊客を扱っていたが経営が悪化し1999年に一度閉館したが、白老振興公社が日帰り専用の温泉として再スタートさせた。

施設は古さは否めないがまだまだ古い施設もあるのでさほど気にならない。ただ宿泊設備だったところが有効に使われていないのはもったいないと感じた。

湯船には植物性成分が豊富で肌がツルツルになるモール泉の番茶色をした湯がかけ流しされている。モール泉は石狩、十勝、胆振で確認されていて北海道遺産にも指定されている貴重な湯である。

少し手を湯に沈めただけで手が見えなくなるほど色の濃い湯は白いタオルが染まってしまうほど。源泉が49度と高いが加水などではなく、熱交換で温度を下げている。それでも熱いと感じるので冷えた体となる真冬には入るとき十分かけ湯をして体を慣らしてからの方がよいだろう。

上がった後は汗がダラダラと流れ出るほどの効果を持ち、皮膚病に効くということで持って帰る人もいるそうだ。

窓からはポロト湖をはじめ樽前なども望める。

閉館時間が20時、休憩室は19時までの利用と少し早めなので注意が必要。

17年3月末で閉館

レカ郎ジャッジ

施設 温泉自体 景観 秘湯度 アクセス 総合評価

日帰り入浴料:大人300円

 浴室の様子


地図

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