虎杖浜温泉(竹浦温泉) 「ホテルほくよう」

国道36号線の虎杖浜付近には10件ほどの温泉が点在する。その中のひとつが「ホテルほくよう」である。正直ホテルというのは名ばかりで、写真でも伺えるかと思うがぼろい。しかし、温泉となると源泉100%のかけ流しである。

虎杖浜は元々湯量が豊富で、各温泉施設独自で温泉井戸を持っているとのこと。そのためかけ流しが多い。

施設はユニークなつくりになっており、露天だけ楽しむことも出来る。なんと300坪の大露天風呂の中に小屋のような脱衣所があるのだ。(女湯は分かりません)

露天風呂入り口という戸を開けるといきなり外。なにか昔懐かしい三角屋根の廊下をひたすら歩き続ける。途中男湯の場合内風呂の出入り口と合流するつくりになっているため、途中からは裸で歩く人、露天だけ入るだめ入ってきた服を着た人が一緒のところを歩くのだ。

一応廊下は男女別にはなっているものの、ベニアのような壁一枚でしか仕切られていなく、仕切り板は太ももから胸の上辺りまでしかない。

やっとたどり着いた先はなんと仕切りが途切れていると言うオチまである。暖簾の先には小さな脱衣所があり、その先には大庭園風呂が待っている。

池のような大露天風呂は、筆者が入ったときは一番大きな湯船はほんとに池のような温度で入ることが出来なかったが、それでも広々とした開放的な眺めが実に気持ちよい。

また、肌がすべすべになるということで、女性には絶大な人気だそうだ。

内風呂は温度によって3つに分けられているが、どれも源泉かけ流し。その証に各湯船の注ぎ口には飲用のためのコップが置かれている。胃腸に良いという湯であるが、飲んでみると海が近いわりには無味無臭である。

入って、飲んで楽しめる温泉それがホテルほくようであり、虎杖浜温泉なのである。

施設も少し変わったつくりでなおかつ、昔懐かしい感じが漂う佇まいでなかなか面白い。

なおここは虎杖浜温泉とされているが、竹浦地区にあるため竹浦温泉という呼び名もあるらしい。

レカ郎ジャッジ

施設温泉自体景観秘湯度アクセス総合評価

入浴料500円

日帰り営業時間:7時〜24時

地図

内風呂の様子。これは一部分で左右に1つずつ温度別の湯船がある

露天風呂への通路。かなり長くまた懐かしい雰囲気だ。

自慢の大庭園風呂の様子

露天風呂には内風呂を通らず直接来る人のための脱衣所もある

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