茅沼温泉 「憩いの湯かや沼」

 

釧路湿原の北東外れにあるシラルトロ湖のほとりにあるのが「茅沼温泉」である。タンチョウの来る温泉としても知られている。ただし、タンチョウは常時いるわけではないことを注意してほしい。

良質の温泉が沸くため、付近には温泉付き別荘が増えてるそうだ。また湿原訪問の拠点として利用する客も多いという。タンチョウの来る駅であるJR茅沼駅から1km程度、徒歩で15分程度である。

浴室へ入るともうもうと立ち込める湯気で視界不良ではあるものの、その中は内湯が3つに露天が1つという内容になっている。

3つある内湯はそれぞれ温度が異なり、最も熱いところでは45〜46度に設定されているため、足を入れただけでその部分が真っ赤になるほどである。

一番ぬるい湯船は岩風呂で40度〜42度程度だと思われる。ヒノキと丸太で作られた露天も同等な温度で設定されていて、露天に浸かりながら木々の間からシラルトロ湖を見ながらゆったりと浸かることができる。

湿原だからモール系の泉質かと思いきや、食塩泉であり、しょっぱい源泉が全ての湯船にかけ流しされている。

元々シラルトロ湖は「海跡湖」、つまり太古の昔は海だったからなのかもしれない。

レカ郎ジャッジ

施設 温泉自体 景観 秘湯度 アクセス 総合評価

入浴料400円

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