このページでは管理人レカ郎が撮ってきた711系全編成を紹介しています。初期車を中心にラインナップが少ないですが、既に廃車になったものや今は少し様子が変わっているものなどもあり、今では見ることのできなくなった姿を見ることもできます。また一覧の下には特記すべき情報も僅かながらですが記載しています。各編成番号をクリックするとその写真を見ることができます。なお戻る際にはブラウザの戻るをクリックしてください。なお写真は一部質の悪いものも存在しますがあくまでも写真の質ではなく紹介するのが目的ですのでご理解ください。

なお時折写真の入れ替えなどを行う場合があります。編成番号が抜けている部分がありますが、ここでは管理人レカ郎の撮っている編成のみの掲載ですのでご承知ください。

編成番号

編成内容

備 考

製 造

S901

クハ711ー19+クモハ711−901+クハ711−901(ラストラン編成) ※1

苗穂工場で保存中

汽車会社

S1

クハ711−1+モハ711−1+クハ711−2

3ドア改造

汽車会社

S5

クハ711−9+モハ711−5+クハ711−10

0番台最後の編成

汽車会社

S52

クハ711−19+モハ711−52+クハ711−20 ※2

 

汽車会社

S54

クハ711−23+モハ711−54+クハ711−24

 

汽車会社

S56

クハ711−27+モハ711−56+クハ711−28 ※3

 

汽車会社

S57

クハ711−29+モハ711−57+クハ711−30 ※4参照

 

汽車会社

S58

クハ711−31+モハ711−58+クハ711−32

 

日 立

S59

クハ711−33+モハ711−59+クハ711−34 ※4

初期型最後の編成

日 立

S101

クハ711−101+モハ711−101+クハ711−201

冷房車化/14年廃車

東急車輛

S102

クハ711−102+モハ711−102+クハ711−202

冷房車化/14年廃車

東急車輛

S103

クハ711−103+モハ711−103+クハ711−203

冷房車化

東急車輛

S104

クハ711−104+モハ711−104+クハ711−204

冷房車化/14年廃車

東急車輛

S105

クハ711−105+モハ711−105+クハ711−205

冷房車化

東急車輛

S106

クハ711−106+モハ711−106+クハ711−206

3ドア改造

東急車輛

S107

クハ711−107+モハ711−107+クハ711−207

冷房車化

川崎重工

S108

クハ711−108+モハ711−108+クハ711−208

冷房車化

川崎重工

S109

クハ711−109+モハ711−109+クハ711−209

冷房車化/14年11月解体

川崎重工

S110

クハ711−110+モハ711−110+クハ711−210

11年復刻国鉄色 現行色時代

川崎重工

S111

クハ711−111+モハ711−111+クハ711−211

3ドア改造

川崎重工

S112

クハ711−112+モハ712−110+クハ711−212

室内設備改造

川崎重工

S113

クハ711−113+モハ711−113+クハ711−213

冷房車化

日 立

S114

クハ711−114+モハ711−114+クハ711−214

12年5月国鉄色化 現行色時代/15.3解体

日 立

S115

クハ711−115+モハ711−115+クハ711−215

3ドア改造/14年廃車

日 立

S116

クハ711−116+モハ711−116+クハ711−216

3ドア改造

日 立

S117

クハ711−117+モハ711−117+クハ711−217

3ドア改造

日 立

 

・711系は0番台を1次車、50番台を2次車、100番台を3次車としており、道内の電化区間が延びるたびに増備された形となっている。

・3ドア改造は床下装置や車体剛性の関係上クハ車のみに施工され、ドア部で白線が3本になっている。また先行改造車としてS1編成が1962年に改造され、初期車唯一の3ドア車となっていた。

・S112編成は731系開発実験のため、クールファン、半自動装置、デッキレス、座席配列の変更などが行われ、モハ車はオールロングシート、クハ車は2+1の配列という改造を95年に受ける。後に半自動装置の撤去が行われた。結露等によりクールファンからの水漏れなど、改造に伴う不具合が頻発し、06年に3次車のフル編成としては初めて廃車となっている。

・クハ711−118〜120、218のモハは存在しない。これはS901編成など2両1ユニットの編成を3両編成化するため製造されたためであり、試作車の全廃後は他の0番台、50番台の老朽化したクハ車を差し替える形で使われたが現在は全廃しており、これが100番台最初の廃車となっている。このため編成番号が初期番号ながら両端、もしくは片方は100番台という編成が存在し、この場合100番台に装備されている方向幕は使用せず、サボ受けをつけられサボを差して使われていた。0、50番台編成への組み込み方としては、両端が100番台で中間車のみ初期車という編成と片側の先頭車が100番台という編成で使用されていた。

・モハ711−9は試作車組み込みで作られた中間車でクハ車が存在せず、試作編成を離れた後はクハ711−119など3次車のうちクハ車のみ作られたものに挟み込まれて運用されていた。

・現在のところ、冷房化改造、3ドア改造を受けず、ほぼオリジナルを保っている編成はS−110とS−114編成のみである。

・モハ711−113はモハのみ日立製、S−114、S−115編成のクハ711−114、115は川崎重工製であり、共に編成内で製造場所、落成日が異なる。

※1 S−901編成の編成は時折変わっており、3両編成化後にモハ711−9を挟み込んだり、クハ711−119と組クモハ車が中間先頭車となったりしていた。ラストランではクハ711−19を相棒にしている。S−901編成廃止後クハ711−119はS52編成へ組み込まれている。なおラストランを共にしたクハ711−19は保存されることなく廃車解体されている。

※2 S52編成はS−901編成用途廃止により捻出されたクハ711−119を末期にクハ711−19と交換する形で編成に組み込み、元々のクハ車が先に廃車となっている。このためクハ711−119はS−901編成時代、S−52編成時代と3度廃車回送されている。3度目はさらにS−52編成の後S−57編成へさらに転用されているため。なおS−52編成の写真は苗穂へ廃車回送されてきた時のもの。

※3 Sー56編成は最終的にクハ711−27がクハ711−120へ交換されていた

※4 S59編成の最終編成は両端が3次車で、モハ711−59がクハ711−118とクハ711−218にはさまれる形となっていた。また初期車としては唯一シングルアームパンタに交換され、助手席側ウィンドウに編成ナンバーが貼り付けらた現在の711系と同じ改善をされ最後まで残った初期車両でもあった。

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